withフィヨルドの2020年を振り返って
これは「フィヨルドブートキャンプ Advent Calendar 2020 Part 1」19日目の記事です。 Part 2もあります。
昨日はikuma_tさんの「アウトプットを阻むプライドと戦う〜スモールアウトプットのすすめ〜」という記事でした。
フィヨルドブートキャンプと私
私は2019年12月8日にフィヨルドブートキャンプに登録しました。もう1年経ってしまった...
今Ruby on Railsのプラクティス(カリキュラムのこと)をやっていて、進捗率は66%です。
今日は今年の振り返りとして、フィヨルドブートキャンプ(以下、「フィヨルド」)でプログラミングを1年間勉強した感想を書きます。
※フィヨルドについての評価という意味ではなく、ただの内省です。
今一番感じていること
その1:めっちゃ時間かかる
勉強を開始したときの予定ではもう卒業してるはずだったのに...。初心者も同然なので平均より時間がかかることは覚悟していたし、昔から楽観的に計画を立ててしまうクセがあるのですが、それをさておいても卒業までこんなにかかるとはなぁ。まぁそれだけ中身が濃いってことで。
その2:もっと自信がついてると思ってた
今の進捗率は66%なので、後半戦に入ってるんですが...私がLinuxなどの前半のプラクティスをやっていたときって、「Railsのプラクティスまで進んでいる人たち」って、なんかもっとこうデキる!って勝手に思ってたんですよね〜。単純にまわりの人はすごく見える、ってのだけかもしれないけど、自分が思い描いていた未来とちょっと違う...。
ってこれ、「子どものころ思い描いてた30代ってこんなんじゃない」問題と同じだな。
そもそも「デキるとは何か」みたいな話もあるけど、、Railsは今のところやればやるほどつかめない感じもするし、成長した部分もあるんだろうけど実感しにくくて、できないことばかり目についてしまうんだよなぁ。でもそういう考えがパワーになることもあるので、悪いことではない。
とにかく、この2つが素直な感想です。
フィヨルドブートキャンプのすごいと思うところ
フィヨルドのいいなと思うところはたくさんあって長くなるし、他の人も書いているのでひとつだけ。
良い変化へのスピードが速い
勉強を進めているとプラクティスの内容や順番が変わったり、slackでの会話から輪読会が立ち上がったり、いいと思ったことへの対応スピードが速い。みていて気持ちがいいし、少しでも良くしたいという思いを感じます。
そして勉強の進め方も自分次第なところがとてもいい。自分で考える必要が出てくるし、助けが必要なときは手を差し伸べてくれる人がいっぱいいるし。他の生徒や卒業生・関係者の人たちとの関わり具合の深さも自分次第。
はっ、ひとつだけって言ったのにうっかり2つ書いてしまった。
力を入れてきたこと
ムリしてでも自分を褒めることもしたいので、私が一番意識してやってきたことについても書きます。
それはプログラミング学習に限らず、全人類に共通する悩みのような気がしますが、時間確保について。
フィヨルドで勉強中の他の方も時間確保に関することを書かれています。子育てしながら勉強してるという人、本当に尊敬します。
自分の時間のつくりかた
私は働いてはいますが、気ままなひとり暮らしで寝るのも食べるのも自由にできます。部屋が散らかってたって誰にも文句を言われません。
生活環境は人それぞれなので参考になるかは疑問ですが、実践していることを紹介します〜。
①バーチカル手帳を使って計画を立てる
紙の手帳に書くことが好きなので、アクションプランナーという手帳に1日のスケジュールをざっくりと書いています。
こういう時間軸に沿った形式のものをバーチカルと呼びます。人に見せる前提じゃなかったので恥ずかしい!!
ポイントは、予定って直前まで変わる可能性があると思うので、ギリギリの前日あたりに翌日の予定を書き込むことでしょうか。消せるシャーペンで書けばいいんだけど、私はシャーペンは使わない派。
私の予定はスカスカなので説得力がないですが、できるだけ細かく予定は書きましょう。ダラダラするとかボーっとするという一見不要だけど人間らしく生きるためには必要不可欠な時間についても書きましょう。
②振り返るけど反省は少しだけ
そして毎日、予定に対して結果がどうだったかを簡単に振り返りましょう。さっきの写真で言うと私は緑色のペンで書いています。これくらいなら1分もあればできます。
予定していたよりも勉強時間がとれなかったという日もあるでしょう。しかし過ぎ去った時間は戻ってこないので、あまり自分を責めることはやめましょう。
③手帳は常に開いておく
とはいえ、もっと勉強時間を確保したいとか思うのならば、色々と試してみましょう。
私はこの手帳を常に目につくように机に開いて置いています。
これでいつでも立てた予定をチェックできます。邪魔だけど。もっと大きい机が欲しい。
色んな本を読んだところによると、人間にはそもそも「やる気」というのは備わってないそうですね。3日坊主も正当化できます。
なので、モチベーションを保ったり継続するための秘訣は、やらざるを得ない環境作りをすることなんだと言えます。手帳を開いて置いておくことは、閉じて見えないままよりは勉強をスタートするまでが早いです。(自分比)
④ムリはしない
自分に甘い私が大切にしていることは、ムリめな計画をしないということです。1日の終わりにはやはりなるべく「できなかった〜」より「できたー」って思いたいので。
まずは削れない時間を書き出した上で予定を立てましょう。
私は睡眠時間8時間(7.5h+バッファ0.5h)は譲れません!!そして家事は最低限にしたい。しかしこれはライフハックですが、掃除はまとめてするよりも日々こまめにしておいたほうが楽です。
あと私は毎月偏頭痛がくるので(薬飲めば活動できる程度)、その期間は何もできなくてもヨシとしています。上の手帳の中身の写真もちょうと頭痛期間のものでした。自分でコントロールできないものについて嘆くのも控えめにしたほうが精神衛生上良いです。
そしてこれも色んな人が言及していることですが、他人と比べて「はぁ〜」なんて落ち込んでいる暇があったら手を動かしましょう。いい刺激だけもらって、まわりを気にせず自分本位に生きると幸福度が増します。私はその技を身に付けたせいもあってか、20代より30代のほうが人生楽しかったです。
プログラミングの勉強以外にもやりたいことが年々増えています。何かに追い立てられるように暮らすのはイヤだけど、しかし1日は24時間しかないので、何をするにも時間を意識して大切にしなきゃなと感じております。予定をパンパンに入れたいわけではなく、勉強するにもダラダラするにも集中して全力でできたらいいな。
2021年に向けて
来年の最大の目標は卒業してエンジニア転職することですが、それはただの結果なので、具体的に何をするかをここで宣言しておきたいと思います〜。
勉強会などに参加する
これまで、勉強会とか積極的に参加したほうがいいかなーと思いながらも余裕がなくて、ムリする必要なし!!と自分で決めていました。
余裕というのは、時間的な面が大きくて、それよりもプラクティス進めたほうがいいんじゃ...ということです。そして精神的な面もあって、エンジニアとして働いている人の話を聞いてもおそらくわからないことばかりで、自信喪失するのがイヤでした。
ざっくりと勉強会という言葉でまとめて、私はそのほんの少しの側面しか知らないと思うけど、自分の機嫌をとることを最優先としていたので、「気があまり乗らないのにムリしてやらなくても〜」というスタンスでいました。
が、今後はフィヨルド内外にかかわらず今よりも人と話して、人から学んでいきたいと思う所存。
誰かの役に立ちたい
さっき今の素直な感想として「もっと自信がついてると思ってた」という話をしましたが、こうやって自分にがっかりしてるのはなぜかと考えると、「人の役に立ちたいのに」ってことだと思うんですよ。自分がしてもらったみたいにうまくヒントを伝えられたりできたらいいんだけど、まだまだ自信がない。そこまで気がまわらない。
これも色んな人が言ってることですが、人から教わって感謝していると、同じように自分も誰かの役に立ちたいって思うようになるんですねぇ。しみじみ。
自分のやるべきこともやらないといけないけど、心に留めておきたい事実。自分本位な私にも誰かの役に立ちたいという気持ちがあるんだなぁ、と。
学び続ける
仕事としてプログラミングをやるようになっても学び続けなきゃいけないし、プログラミング以外のことにも学習意欲が湧いてきっと終わりがないと思うので、ずーーっと勉強だ!!という気概を持って過ごしたいと思います。
そのためにも健康に気をつけて、自分自身の一番の理解者でいたい。
とりあえずは、英語の勉強を独学で細々とやっていくぞ。
では、良いクリスマスを〜🎄